公示当初から麻生氏の鉄板と言われていたことに加えて、汚染米問題やリーマンショックなどに話題を取られたこともあって、自民党が思っていたよりもかなり盛り上がらなかった自民党総裁選が今日投開票され、大方の予想通り麻生氏が圧勝して自民党の総裁に就任することが決まりました。
asahi.com:麻生氏、自民党総裁に選出 得票3分の2、圧勝 - 政治 から2008年9月22日21時16分に引用福田首相の辞意表明に伴う自民党総裁選は22日投開票され、幹事長の麻生太郎氏(68)が全体の3分の2の得票で圧勝し、第23代総裁に選ばれた。麻生氏は24日に召集される臨時国会で首相に指名され、同日夜には麻生内閣を発足させる。
予想通りの圧勝劇に終わりましたが、無派閥の与謝野氏が2位になったのは大健闘といって良いと思います。財政に精通していることが純粋に評価されたことだと思います。逆に言ってしまうと、「有力対抗馬?」になるべき存在だった小池氏に魅力がなかったと言うことかもしれません。「火中の栗」を取りに行かないという印象と「上げ潮派」ということが、かなり足を引っ張ったのでしょう。
麻生氏が総裁に就任したことで、自民党が規制緩和と経済成長優先の「上げ潮派」路線と完全に決別することに間違いはないと思います。間近に行われることが確実である総選挙を意識していることは当然ですが、これまで自民党を支えてきた地方の傷みの激しさと組織の弱体化を考えると、上げ潮路線の維持は困難と言って良いでしょう。カネがなければ選挙戦を戦えませんが、票が集まらなければ選挙に勝てませんからね。
国連総会に出席するため、麻生内閣発足は24日になる予定ですが、就任早々から解散を意識した政治運営をしなければならないことを考えると、戦後内閣始まって以来の崖っぷちからのスタートは、ほぼ確定と言って良いと思います。麻生氏は補正予算成立に意欲を見せていますが、汚染米問題やリーマンショック、矢野喚問など政権の逆風になりかねない大難問目白押しの現状と、アメリカ大統領選挙が11月2日に控えている現状(オバマ氏が勝利すると、政権交代の風が懸念されます)を考えると、そう時間をかけられないのが現実だと思います。自らの御祝儀支持率の賞味期限も、そう長くはないはずですからね。
麻生氏の手腕次第で変わる可能性があることも否定できませんが、世論の「次」は麻生氏の手腕に期待することではないはずなので、これで一気に風が総選挙に向かって流れていくことに間違いはないでしょう。麻生政権は24日に誕生しますが、政権が本格的に稼動するかしないかは、総選挙の結果次第にかかっています。
この記事の関連リンク
・麻生新総裁が記者会見、補正予算の成立に強い意欲 : 福田退陣・総裁選 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
・公明・太田代表:麻生氏に期待感 「選挙の顔」として - 毎日jp(毎日新聞)
この記事のタグ(FC2ブログ)
政治 自民党総裁選 麻生太郎 与謝野馨 小池百合子
当ブログの関連記事
・自民党の総裁選が始まる
≪心身の再教育が必要でしょう(朝青龍、2場所連続の途中欠場) | HOME | 夢じゃないんですよね・・・(タイガース、巨人に3タテで並ばれる)≫
≪心身の再教育が必要でしょう(朝青龍、2場所連続の途中欠場) | HOME | 夢じゃないんですよね・・・(タイガース、巨人に3タテで並ばれる)≫
