官僚の世界では、「口利きの報酬」は当然の権利のようです。今日は、「家族総たかり」の守屋前防衛次官の証人喚問が注目されましたが、どんな世界にも、上には上がいるものです。
旧文部省課長職などを歴任した元官僚(66)が、京都大の所有地の払い下げを受けた京都府内の宗教法人を相手取り、 「自分の口利きのおかげだ」として5000万円の報酬を求める訴訟を起こしている。元官僚は大学職員や政治家を使って工作したと主張し、 「報酬をもらっても問題ない」と法廷で陳述。人事院は「服務の根本基準を定めた国家公務員法に反し(現職なら)懲戒対象になりうる」とあきれている。
↑ 毎日新聞 『報酬請求訴訟:京大土地の払い下げ「口利きの報酬払え」 旧文部官僚、異例の提訴』
退官後でも口利きの報酬を請求する、これぞ「官僚の鑑」でしょう。身内の人事院すらあきれるくらいですからね。「家族総たかり」の守屋氏も「口利きマイスター」の称号に値しますが、一般社会での「恥」をも恐れず、”「報酬をもらっても問題ない」と” さも当然のようにのたまうその態度は、まさしく「神」そのものでしょう。
純粋培養のエリート意識と特権意識が、このような一般社会からは、ただの「おバカさん」にしか見えないようなことでも、当然の権利としてのたまう原動力なんでしょうが、ここまで来ると、身内からも「困ったさん」でしかないのかもしれません。こんなおバカさんが世間に取り上げられると、今でも逆風に曝されて充分厳しいとされる、自分達の将来の「旨味」の確保にさらなる悪影響を及ぼしかねませんからね。
一方、今日の守屋氏の証人喚問ですが、いつものように「報道の事実証明」に終わったみたいです。とは言うものの、このままでは野党が引き下がるわけはありませんので、与党としては、”守屋武昌前防衛事務次官との癒着が指摘されている防衛商社「山田洋行」の宮崎元伸元専務らと飲食を共にし、代金を支払わなかったことを認めている(※1)” 「しょうがないの」キューちゃんこと久間章生元防衛相の「首」を差し出すことで、手打ちにしたいのかもしれませんが、当の久間氏が「解離性大動脈瘤」で明日から入院??してしまうみたいですから、どうなるのでしょうか・・・
これだけでも充分ですが、官僚の「ありえない世界」は、叩けば叩くだけ出ますので、これ以上のものが今後も出てくるかもしれませんね。
この記事の関連リンク
・中日新聞 『久間元防衛相30日に入院 解離性大動脈瘤で』(※1)
・共同通信 『防衛長官経験者が宴席同席 守屋前次官が証言』
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