2008年の北京五輪を前にして、相次ぐニセモノ発覚や深刻な大気汚染に対する懸念など、五輪開催ムードに水を指す問題に対する火消しに躍起の中国政府ですが、そうなると「通常業務??」への警戒がお留守になりがちのようです。まあそれだけ北京五輪に対する懸念が深刻だということかもしれませんね。
27日発売のドイツ週刊誌シュピーゲル最新号は、同国政府のコンピューターが中国からとみられるハッカーによる侵入を受けていたと報じた。首相府のほか経済省や外務省、教育研究省が被害の対象になったとしており、26日に出発するメルケル独首相の中国訪問の際に取り上げられる可能性もある。
↑ 時事通信 『独政府コンピューターにハッカー=中国の経済スパイか』
国内に対しては、国家に都合の悪いサイトに対する「フィルタリング」で情報統制をし、国外向けにハッキングに対しては、無法どころか影で後押しをするという二面性が、これぞ中国という感じですね。十何億もの人口を抱える国家で、このようなことができるのは (ボロは色々と出ていますが・・・)、中国くらいしかない(十何億もの人口を抱える国は、中国とインドだけですが・・・)と思います。
ただ中国系ハッカーの凶悪さは、世界中で有名とはいえ、今回みたいにその足跡を捉えられて、人民軍の関与を公に曝されるのは 「大チョンボ」と言わざるをえないと思います。こういう非合法なものは本来、水面下で片付けられるのが普通で、曝されるとしても、双方痛み分けというのが普通のはずですからね。
オリンピック開催は国家の威信を上げる効果があることは確かですが、普通の国でも、結構な負担がかかりますから、そのレベルに達してない状態で開催しようとすると、かなり相当なエネルギーを費やさなければならないということだとでしょう。オリンピック開催も良いことばかりではないようですね。
この記事の関連リンク
・CNET JAPAN 『「ハッカー集団Titan Rainの背後に中国政府の影」 --セキュリティ専門家が指摘』
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