何か違うような気が・・・
プロ野球、巨人の選手による野球賭博問題を調査しているNPB=日本野球機構の調査委員会は、賭博をしていた3人の選手について、いずれも無期の失格処分とするのが相当とする処分案を盛り込んだ報告書を熊崎勝彦コミッショナーに提出しました。
via: 野球賭博 3投手は無期の失格処分が相当 NHKニュース
野球賭博に関与していたことを認定された3人に対する処分は仕方がないでしょう。自分たちが関わる競技での賭博行為が極めて深刻な事態をもたらすことは、プロ野球選手として知っていて当然のことですからね。
個人に対する処分は野球人としての「死亡宣告」なので、妥当だと思いますが、読売巨人軍に対する「罰金1000万円」は大甘にも限度があると言わざるをえないでしょう。はっきり言って、893の傷害罪で5万円の罰金刑と同じようなものです。今回の病巣の根源である"チーム内に「賭け事」が根深く入り込み、頻繁に行われている実態"(※1)を放置した責任は、極めて重大と言わざるをえないですからね。それを考えると、最低でも100倍の10億円くらいの罰金を読売巨人軍に課すべきでしょう。反省はサルでもできますが、ウサギはカネで痛い思いをさせないとことの重大さを理解できないでしょうからね。
あと「高校野球に関するくじ」が無罪と判断されたことに対して、非常に疑問があると言わざるをえないでしょう。くじなので賭けの要素がないと言っても、八百長できる要素は残りますからね。八百長が入り込む要素を徹底的に排除するならば、高校野球のくじに関わった人間に対しても、一定の処分を下すべきでしょう。893はそういう「抜け穴」に付け込むのです。
個人に厳しく、組織の管理責任に甘い。
今回も日本の社会の弱さが出る結果になりましたね。
この記事の関連リンク
・巨人賭博解雇3人だけじゃない球場で賭けポーカーも - 野球 : 日刊スポーツ(※1)
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トカゲの尻尾切りは、よくあることやから仕方ないんやろうけど(もちろん、百万歩譲っての話ですよ)、せめて罰金くらいは「けじめ」付けさせろよって思いますよね。
カネは湯水のごとく使う球団なんですから!!