時の流れは残酷なものです。かつての「モノを言う株主」のシンボルだった人物は、その象徴となるものをすべて失い、彼の肩書は逮捕後半年で「被告」ただひとつとなりました。
「事実に反して罪を認めたのは、ファンドと幹部を守るためだった」。30日、東京地裁で始まった初公判で、村上ファンド元代表・村上世彰(よしあき)被告(47)は、捜査段階での自白は検察の“脅し”に屈したためと釈明した。
株式市場を席巻した「モノ言う株主」は、「私は法を犯す人間ではない」とインサイダー取引を全面否定した。
読売新聞 『検察の脅しに屈し自白…初公判で村上被告が釈明』
村上被告は『捜査段階での自白は検察の"脅し"に屈したため』と釈明していますが、このときの供述の検察官調書は、法廷に提出されると証拠として適用されるのに加えて、公判前整理手続(Wikipedia 公判前整理手続)の適用で新たな証拠調べの請求が制限されている現状を考えると厳しい状況には変わりないでしょう。簡単に言ってしまえば、「村上被告が罪状を認めようが否定しようが公判には全く関係がない」ということです。
堀江被告の裁判同様、公判前整理手続が適用されているので、来年夏にも判決が言い渡されるとのことですが、その頃には今までよりいっそう「過去の人」と化しているでしょう。有罪は免れないのは確実なので、罰金額がいくらになるかが注目なのですけどね。
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)
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