単なる社長解任問題ではないと思っていましたが、まさか、ここまで深刻な事態だったとは誰も思っていなかったでしょう。
NHK NEWS WEB オリンパス 買収資金で損失穴埋めから2011年11月8日22時27分に引用光学機器メーカーの「オリンパス」が1990年代ごろからの有価証券の投資など、財テクの失敗で生じた損失を隠し、企業買収に使ったとしていた巨額の資金をその穴埋めに充てていたことが明らかになりました。
会社側が適正だと繰り返してきた企業買収を巡る資金の流れは、一転して大手企業の不正経理問題に発展しました。
ウッドフォード元社長が正しいのだろうなと思ってはいましたが、ここまで深刻な事態だったとは、ウッドフォード元社長も思っていなかったでしょう。ウッドフォード氏の解任の引き金になった件でも深刻ですが、ここまでのレベルの不正経理問題になってしまうと、大和銀行ニューヨーク支店巨額損失事件に匹敵する事態になることも否定できませんからね。
今回の事態で感じることは、日本社会の失敗を認めたがらない風潮の強さです。認めたがらないことが隠すことにつながることは、太平洋戦争の「大本営発表」がイヤというほど証明しているでしょう。この風潮が官僚社会の深い闇や、今回のオリンパスの不正経理問題につながっていると思います。
長年、日本の国力の低下が憂慮され続けていますが、子供の頃から失敗の早期報告を評価する教育をしない限り、日本の競争力は回復しないでしょう。競争で大事なのは勝つことではなく、如何にダメージの少ない負け方をするかであるのが現実ですから。
この記事の関連リンク
・【オリンパス損失隠し】「取締役全員が辞任すべきだ」ウッドフォード元社長 - MSN産経ニュース
・刑事告発の必要性も調査=オリンパス第三者委員会| Reuters
・財テク企業オリンパスの罪と罰 :マーケット反射鏡 :コラム :マーケット :日本経済新聞
・大和銀行ニューヨーク支店巨額損失事件 - Wikipedia
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