「多数の中の少数派」が、その勢力がゲームを支配できる「境界線」をまたいでいる場合は数以上の力を発揮できますが、数で劣る以上、最後は多数派の意向に逆らえないのもまた現実でしょう。民主党連立政権で「少数派の優位」を発揮してきた社民党が、岐路に立たされています。
首相、福島消費者相を罷免 社民は政権離脱検討 - 47NEWS(よんななニュース)から2010年5月28日21時54分に引用鳩山由紀夫首相は28日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり社民党党首の福島瑞穂消費者行政担当相を罷免した。官邸で開いた臨時閣議で決定した。名護市辺野古に移設するとした日米共同声明を受け、首相は基本政策閣僚委員会で政府方針の閣議決定案への署名を求めたが、福島氏が拒否した。社民党は連立政権離脱の方向で検討に入った。
社民党の最大の過ちは、自らの「少数派の優位」を過信したことにあるでしょう。民主党連立政権は前の自公政権と違って、社民党がいなくなっても国民新党との連立が維持できれば、参議院での過半数を維持できるのです。
福島党首の「最期の掛け」は予想通り敢えなく失敗に終わってしまいましたが、鳩山首相のこれまでの言動だけを考えると、筋が通っているのは間違いなく福島党首でしょう。ただ普天間基地の県外移設が最初から困難だったことを考えると、自らが強く主張していた「テニアン移設案」に対して、もっと工作活動をすべきだったと思います。(少数派出、メディア発信力は弱いものの・・・)政権を担えば、そのチャンスは十二分にあったはずですからね。
連立を離脱しても、有力後援組織は既に民主党に乗り換え済みで、自らの「一枚岩」も危うい。これからの社民党の未来は、権力に捨てられた少数派の悲しき末路になる可能性が高いでしょう。「もう少し現実対応能力があったならば・・・」という気もしますが、それだと民主党とあまり変わらないので、それも少し無理があるでしょう。となれば、「連立に参加したのが誤り」ということになるのですか・・・。
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