投票券の返還、競馬では出走直前の取り消し、競艇ではフライングや出遅れで割りと生じますが、競輪では比較的少ないと思います。ましてや、「全額返還」かつ「全選手失格」となると、3つ合わせても滅多に見られないはずです。
「競輪で珍事!9選手全員失格&車券全額返還」話題!‐話のタネニュース:イザ! から2008年12月15日22時19分に引用「いわき平競輪」(福島県いわき市)で14日(開催2日目)、第10Rに出走した9選手が全員失格。車券が全額返還となる前代未聞の珍事があった。先頭でゴールした選手は走行中、コース取りの違反を犯し、残り8選手は先頭から大きく離されすぎたのが失格の原因。世相を表す「今年の漢字」に「変」が選ばれたばかりだが、年の瀬にきても、まだまだ「変」なことは続く!?
レースのダイジェストを見る限りでは、フェンス際からの逃げという、誰が見てもわかる「イエローライン踏み切り違反」が、今回の結末の全ての発端と言えるでしょう。ルール上ありえない場所から逃げなどというありえない事態に対して、即座に対応するのは極めて困難なはずですからね。事実、レースは単騎大逃げになった矢端選手と、それに対応できなかった他8人が別のレースをする形になってしまいました。
失格となると、選手には「処分」が下されるわけですが、今回の場合は、1着入線の矢端選手は「失格」のみは大したことありませんが、他8選手は「追走義務違反」による「同競輪場1年間斡旋停止プラス一定期間出場停止の可能性」という極めて厳しい処分がくだされました。敢闘精神が疑われる「追走義務違反」には、重い処分が下されるべきという点は理解できますが、ことの発端が矢端選手の誰が見ても否定できない反則走行が原因であることを考えると、私個人としては、納得がいかない思いを抱くことも否定できません。8選手に追走義務違反を問うのであれば、レースを壊し、売り上げを反故にするきっかけを作った矢端選手にも同じ罰を負わすのがスジのはずですからね。
このような事態になると恐れられる観客の激しい抗議が、起らなかったのがせめてもの救いかもしれません。まあ、競輪場に行く観客は、競輪に精通している人がほとんどなので、あのレースを見てこうなるということを予想できない人は、ほとんどいないはずですけどね。
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> 感じなんでしょうか。
全額返還でレース自体がなかったことになったことが、
そのような心境になった最大の理由だと思います。
現場に行くと、「金欲第一」ですからね。