前回、政府に公的資金投入の要請するにもかかわらず、会社の自家用ジェットでワシントン入りして世間の大ヒンシュクを買ったアメリカ「ビッグ3」のトップ、今週行われる議会の公聴会には、社用ジェットの使用は控えるようですが、フォードがムダなパフォーマンスを目論んでいるみたいです。
NIKKEI NET(日経ネット):フォードCEO、車で「救済」公聴会へ 社用ジェット機批判で から2008年12月2日22時16分に引用米政府に金融支援を要請中の米フォード・モーターは1日、今週開かれる米議会の公聴会に出席するアラン・ムラーリー社長兼最高経営責任者(CEO)がワシントンへ車で向かうことを明らかにした。ビッグスリー(米自動車大手3社)支援を巡る前回の公聴会では、3社トップが社用ジェット機でワシントン入りしたことが批判された。フォードは社用機の利用を控え、世論の反発を和らげたい考えだ。
ムラーリCEOに電話できるのであれば、ひと言「おバカさん」と言ってあげたいです。アメリカの道路事情がわからないので、何とも言えませんが、ラリー仕様のフォーカスでもない限り、常識的に考えれば、ミシガン州からワシントンまでは間違いなく半日以上を要するはずですからね。ヒコーキだと1時間前後のフライトで済むのですが、ファーストクラスであったとしても、その他大勢と一緒に過ごすのは断じて我慢できないのかもしれません。
ムラーリCEOのおバカパフォーマンスの揶揄はここまでとして、ビッグ3の現状ですが、世間が思っているよりもさらに厳しいというのが正直なところのようです。はっきり言ってしまえば、公的資金を投入しても、3社が生き残れる可能性は半々以下なので、1度潰してから投入しても変わらないかもということです。資金繰りが悪いだけなら、公的資金投入で何とかなるかもしれませんが、「くるま」に対する具体的な将来像がないのが致命的です。目先の利益の追求に直走った結果が、逆境に立ち向かう活力を奪ったというのは皮肉としか言えないでしょう。
公聴会が開かれるのは4日なので、更なるヒンシュクの上乗せをしたくないのであれば、おとなしく旅客機で行くべきでしょう。時間の無駄遣いになりませんし、体もラクなはずですからね。まあ、その程度の判断ができないということが、フォードの危機的状況の現われかもしれませんね。
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