「あなたとは違うのです」と発言した時の福田総理の目に映っていた光景は、このような事態だったのでしょうか。「対小沢民主」で勝てる顔として立てた麻生政権、2次補正予算を出す前に、自らの賞味期限が切れかねない事態に突入したみたいです。
【FNN合同世論調査】内閣支持率急落、27・5% 「首相にふさわしい」も小沢氏に軍配 (1/2ページ) - MSN産経ニュース から2008年12月1日21時59分に引用麻生太郎内閣の支持率が、9月末の政権発足当初の44・6%から約17ポイント以上も下落し、27・5%と3割を割り込んだことが1日、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で分かった。不支持も58・3%と6割に迫って「支持」「不支持」が逆転し、麻生首相に対する厳しい世論が感じられる結果となった。
解散総選挙の先送りのダメージは、何とか避けられましたが、2次補正予算の先送りは、許してもらえなかったみたいです。急落して一気に危険域とされる3割を割り込んでしまいました。前言撤回や失言など、自らの失策もありましたしね。今日、発表された日経の支持率でも、31%と危険域には突入しなかったものの、同じく17%の急落していることを考えると、「沈みゆく船」という印象は否定できないでしょう。
この悲惨な事態に対しての麻生政権の術ですが、状況打破の最大のカードである2次補正予算提出を、来年に先送りすることを表明した以上、この1ヶ月は事実上、良くて"Let It Be."でしょう。予算案が政府与党でまとまらない事態など、悪くなる要素は、いくらでもあるのですけどね。皮肉にも民主党が、わざわざ国会を開けてくれていることがせめてもの救いなのですが、それを生かせるのも、自らがカードを持っているときに限るのです。それを考えると、2次補正予算という「手持ちのカード」の行使を早々に放棄した麻生総理の決断は、あまりにも稚拙と言わざるを得ないと思います。
今だから言えるのですが、経済情勢の予想以上の悪化があったことは認めるものの、自分が何のために選ばれたのかということを考えると、初心を貫いて早々に解散総選挙に打って出るべきだったと思います。最初の先送りが、全ての先送りに繋がっていますからね。手も打てないし、解散もできない。連立与党のドロ沼の事態は、まだ始まったばかりです。
この記事の関連リンク
・NIKKEI NET 『(11/30)内閣支持率31%に急落 日経世論調査 』
・流行語大賞:福田前首相、辞退コメント「花深く咲く処 行跡なし」 - 毎日jp(毎日新聞)
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