民主党の小沢党首にまんまと嵌められた影響でしょうか。緊急党首会談後の麻生総理の発言に乱れが収まらないみたいです。
時事ドットコム:「軽さ」際立つ首相発言=失言と軌道修正−与野党が批判 (※1)から2008年11月20日21時53分に引用麻生太郎首相の不用意な発言に与野党から批判が相次いでいる。首相は20日、日本医師会(日医)の唐沢祥人会長に、「社会的常識がかなり欠落している人が(医師に)多い」などとした自身の発言を撤回、陳謝したが、与党内からも首相への苦言は続出。政策に関しても前言撤回や軌道修正が目立ち、与党内には首相発言の「軽さ」を懸念する声が強まっている。
元々、言葉の軽さをウリにしてきた人なので、失言に対するリスクが高いのは仕方がないのですが、「社会的常識がかなり欠落している人が(医師に)多い」
(※1)という発言を公の場でするのは、あまりにもイタ過ぎます。こういう発言は、あくまで与太話のレベルで、決して公に出てはならないもののはずですからね。しかも、こういう発言を記者に指摘されるまで気が付かないとなると、メンタル面がかなりテンパってきているのかもしれません。
失言だと困るのは総理だけなのでかまわないのですが、それに政策が関わってくると、周りはもっとたまったものではなくなるでしょう。昨日、麻生総理は道路特定財源の一般財政化で新たに地方に配分する1兆円を地方交付税にすることと、日本郵政グループの株式売却の凍結を表明しましたが、道路族と郵政民営化の筆頭に立った「上げ潮派」の反発を受けると、あっさり撤回してしまいました。いずれの件も党を2分している案件なので、撤回したからといって麻生総理に対する不信感までなくなることはないでしょう。意見が分かれている案件では、トップが旗色を決めるのは1回限りにすべきなのです。
周りに不信感を生んでしまうと、麻生政権の運営はより困難なものになるでしょう。言うまでもありませんが、麻生総理が親分の派閥は、大派閥が反旗を揚げてしまうと政権が立ち行かない少数派閥ですからね。今の派閥の力量では、選挙で結果を出せばすんなり黙らせますが、残念ながら、麻生総理は解散のチャンスを袖にしてしまいましたからね。
自らの詰めの甘さで、ますます袋小路に陥っている麻生総理、このあたりでしっかり決めておかないと、身内から火の手が立つことも否定できないでしょう。解散は大分先送りになりそうですが、麻生総理の命運を決める時間は、それほど長くはないみたいです。
この記事の関連リンク
・【麻生首相ぶらさがり詳報】「失言」の弁明も失言? 医者の友達には「意見、波長が合わない人多い」(19日夜) (1/4ページ) - MSN産経ニュース
・麻生首相:「医師常識欠落」発言 舛添厚労相が苦言 - 毎日jp(毎日新聞)
・asahi.com(朝日新聞社):1兆円は交付税でなくていい 首相、道路・郵政で修正
・先生と勘違い?保護者大会で首相「親で苦労してるでしょ」 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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