最初からダメとわかり切っているものには、付くのはケチだけのようです。構想当初から超赤字確実と言われている2009年開港予定の静岡空港に、さらなるケチが付いたようです。
47NEWS 静岡空港、台地も制限の高さ超す 立ち木問題 から2008年10月23日22時4分に引用滑走路西側に航空法の制限を超える立ち木があり、開港が遅れる可能性が出ている静岡空港で、立ち木に隣接する台地の一部も制限の高さを超えていることが23日分かった。
立ち木に続く新たな問題が判明したことで、土地の測量や地権者への対応など、県の事業の進め方に批判が出そうだ。
開港を間近に控えてのこのザマは、さすが、お役所仕事です。立ち木は生長するので、弁解の余地があることも事実ですが、土地が生長しないのは言うまでもありませんからね。おそらく、反対派への対応に忙殺されるあまり、今まで忘れ去られてしまったのが真相なのでしょうが、この時期まで忘れ去られていたのは、あまりにもイタ過ぎるます。「これ以上ない甘過ぎる見込みと、詰めの甘さ」、これぞ赤字公共事業の典型的なパターンでしょう。
開港を来年3月に控えている静岡空港の現状ですが、開港直後から「赤字街道まっしぐら」が確実のようです。便数は少なく、機種は小型ですからね。言うまでもないと思いますが、立地条件が悪過ぎます。とにかく悪過ぎます。この程度の小規模空港ならば、国内線は羽田、国際線は成田か中部国際に行った方がはるかに便利ですし、そこまでのアクセスも、静岡空港に行くよりもしっかり確立しているくらいですからね。唯一の救いは滑走路を短くしても、小型機なので影響がないということなのが皮肉です。
赤字公共事業を見る度に思うのですが、もういい加減に責任の所在をはっきりさせる制度を確立することを考えるべきではないかと思います。「残るのは莫大な赤字ばかりで責任者なし」では、後世に迷惑しか残しませんからね。それを考えると、いっそのこと「目的税」導入も悪くないのではと思ったりもします。住民が税金を出すのを渋るので、事がなかなか進まないのは事実ですが、責任の所在だけは明確ですからね。責任回避がDNAとして染み込んでいるお役所にとっても、決して悪くない考えだと思うのですが・・・。
この記事の関連リンク
・静岡新聞 『静岡空港、立ち木別に数カ所 滑走路西私有地内』
・静岡空港 - Wikipedia
・静岡県/富士山静岡空港トップページ
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