与党内では、「今やっても負けるのに、急いで解散する必要はない」との声が主流にもかかわらず、総選挙に向けての準備は着々と進んでいるのが政治の世界の不思議なところでしょう。先延ばししても勝てないでしょうから仕方がないのですけどね。
自民党:衆院選3選挙区で公認候補を内定 - 毎日jp(毎日新聞) から2008年7月4日22時37分に引用自民党は4日、衆院選北海道1区の公認候補として、新人で会社役員の長谷川岳氏(37)を擁立すると内定した。今後、同選挙区からの立候補の意欲を示していた同党の杉村太蔵衆院議員(28)=比例南関東ブロック=の処遇を検討するが、杉村氏は党公認を得られなくても無所属での出馬を表明している。古賀誠選対委員長は「基準は勝てる候補者で、長谷川氏の方がふさわしい」と党本部で記者団に説明した
当然の結果だと思います。北海道を代表するイベントとなった「YOSAKOIソーラン祭り」の創始者と、北海道出身で現職の国会議員ではあるものの、誰が見ても「間違って国会議員になった人」では、地元のイメージが段違いなのは言うまでもないですからね。この北海道1区の民主党の候補者の横路氏が、どっちが候補になっても「鉄板中の鉄板」である以上、少しでも地元に人気のある候補を立てて組織固めをというのが偽らざる心境でしょう。
今回の結果で事実上、「1期限りの国会議員」が確定してしまった杉村議員ですが、初心を貫徹して北海道1区から出馬すべきでしょう。国会議員としての資質が足りないのは事実ですが、組織の冷たい仕打ちに対しては泣き寝入りせず、窮鼠猫を噛むがごとく、自分を選ばなかった自民党を後悔させるべきだと思います。いくら「小泉チルドレン」が「バブル議員」とはいえ、自らが立てた候補者の面倒を見るのが本来のスジのはずですからね。
次の総選挙がいつになるかわかりませんが、自民党の「小泉チルドレン」に対する仕打ちを見ていると、自民党の土台の痛みの激しさが容易に想像できます。組織に頼らず、自らの身を守るべきなのは事実ですが、仲間を平気で切る組織は、組織の体をなしませんからね。
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