現代徒然草

気になる出来事を徒然なるままに記したブログです。

もう、どれだけ持つかですね・・・(「ねじれ」国会始まる) 
参議院議員選挙2007  [ 2007/08/07 22:51 ]

 先月末の参議院選挙で、自民党が想像を絶する惨敗を喫した結果、衆議院は、参議院の採決を覆せる3分の2を自民・公明の連立与党が、 参議院は、民主党を中心とした野党が過半数を抑えるという「ねじれ」国会の時代に突入しました。今回は、事実上「顔見せ」の4日間で、本戦は月末からになりますが、衆参それぞれを支配した与野党の「ガチンコバトル」がどのように展開するのかが、今から注目です。

 国会の本戦は月末からになりますが、惨敗の敗戦処理をしなければならない自民党は今でも大変な状況です。惨敗に責任者のトップのクビを変えることなしに、イメージチェンジをアピールできるようにしなければなりませんからね。そんなことはもちろんムリに近い話ですが、当の安倍総理は、それが出来ると大真面目に信じているみたいですから、その下にいる者としてはたまったものではないでしょう。

 誰もが耳を疑った「続投宣言」から1週間以上になりますが、世間の反応は、もちろん総理の意図とは正反対の方向に急速に動いています。最近発表された各紙の内閣支持率ですが、産経・毎日の両紙が22%、読売が27.2%と、世間から、事実上の「ダメ総理」の烙印を押されたに等しいところまで急落してしまいました。

 この数字だけだと、下には下がいるのでまだマシかもしれませんが、今回は、各紙の政党支持率が、産経(自民23.0% 民主32.8%)、毎日(自民17% 民主33%)、読売(自民25.8% 民主26.9%)と全て民主党が自民党を上回るという自民党にとっては極めて深刻な事態を伴っています。

 これから体勢を立て直せば十分巻き返せるのかもしれませんが、今になっても、長勢法相が相談役の団体から「ビザ照会」の謝礼の献金を受け取ったことの発覚や、先日更迭された「バンソウコウ大臣」こと赤城徳彦前農相に新たな「事務所費疑惑」の発覚が出ることを考えると、安倍総理が続投する限り、支持率は潜水艦に乗ったかのように沈み続けるだけだと思います。

 世間は、ここまで惨敗したにもかかわらず「続投」を表明した安倍総理のKYさに嫌気を指しているだけではなく、こんな総理を辞めさせられない自民党に対しても批判の矛先が向きつつあるということを安倍総理に理解させないと、自民党は本当に深刻な事態になりそうな気がしますね。

(追伸) 今でも充分「泣きっ面に『オオスズメバチ』」状態の自民党ですが、神奈川選挙区で当選した公認候補の小林温(ゆたか)氏の秘書らが、公職選挙法違反(日当買収)で逮捕されました。公職選挙法は「連座制」が適用されるので、有罪が確定した時点で、小林氏の当選は無効となります。これを見ているだけでも、今の自民党の組織の金属疲労の深刻さがわかりますね。
 関連リンク → 朝日新聞 『公選法違反容疑で小林温氏の秘書ら逮捕 神奈川選挙区』

この記事の関連リンク
 ・産経新聞 『安倍内閣支持率、過去最低の22% FNN世論調査』
 ・毎日新聞 『本社世論調査:内閣支持率急落22% 自民支持は17%
 ・読売新聞 『安倍内閣支持率27・2%、政党では民主が自民を上回る』
 ・毎日新聞 『長勢法相:相談役の団体から「ビザ照会謝礼献金」受領
 ・朝日新聞 『赤城氏事務所、選挙費用272万円を二重計上』

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「現代徒然草」が選ぶ、参議院選挙のMVP 
参議院議員選挙2007  [ 2007/07/31 23:20 ]

 今回の参議院選挙の最後の記事は、最も選挙の盛り上げに貢献した人を選びたいと思います。選挙に直接関係ない話題ばかりが先行した選挙だったので、多くの人が貢献しましたが、ここでは5人をノミネートしたいと思います。

赤城徳彦(毎日新聞より)安倍晋三(徳島新聞より)麻生太郎(Wikipediaより)
久間章生(産経新聞より)姫井ゆみ子(山陽新聞より)

 赤城徳彦農相は、松岡前農相から「事務所費の人」 を継承したかのように、問題発覚と不明瞭な説明を連発しただけでなく、自らの顔のばんそうこうに対しても不明瞭な説明に終始し、世論の感心をがっちり攫み続けたことを評価しました。

 安倍晋三総理は、自ら選んだ閣僚の不祥事を中途半端に庇い続けて事態の「泥沼化」を連発したことと、大惨敗に終わったにもかかわらず、早々に続投を表明して、 「KY総理」の名を裏切らなかったことを評価しました。

 麻生太郎外相の「アルツハイマー発言」は、自らの総理の座をふいにしただけでなく、後継不在を理由に安倍総理の続投表明をもたらしたので、ノミネートに充分値するでしょう。

 久間章生前防衛相の「原爆しょうがない発言」は、 一撃で多くの選挙区を窮地に陥れたことは間違いないでしょう。もちろん、原爆の被害に遭われた人でなくても、日本人ならば許し難い発言であることは間違いないですがね(しかも、この人、長崎県出身です・・・)。

 自民党ばかりではつまらないので、最後は民主党から選びました。圧勝した割には個々のインパクトが薄いことは否めませんが、岡山選挙区で参議院自民党NO.2の片山虎之助氏を討ち取った姫井由美子氏をノミネートしました。「姫の虎退治」というイケたキャッチコピーを掲げただけでなく、それを見事に実行してしまえば、ノミネートに充分値するでしょう。

以上の5人をノミネートしましたが、MVPを獲得するのは、もちろん・ ・・・

赤城徳彦(徳島新聞より)
赤城徳彦農相でしょう!!

 最期の最後まで、自ら先頭に立って逆風を生み出して、味方の足を引き摺り落としたことは、MVPに120%値するでしょう。残念ながら、自民党大惨敗の最大の貢献者と言っても言い過ぎではないですからね。

 当ブログの 「参議院議員選挙2007」のカテゴリーは、これで打ち止めです。これ以降のことは、これまで通り「時事ネタ(政治)」 に投稿していきますので、今後ともよろしくお願いします。

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辞めても、辞めなくてもイバラの道・・・(参議院選挙2007) 
参議院議員選挙2007  [ 2007/07/30 23:36 ]

 可能性は低くないだろうとは思っていたものの、いざ現実のものとなれば、非常に衝撃を受ける。今回の参議院選挙は、まさしくそうだと思います。最も衝撃を受けているのは、有権者ではなく、与党の先生方のはずですが・・・。(自らのブログ『早川忠孝の一念発起・日々新たなり』7月14日の記事” 政治の潮目が変わる” とのたまった、 早川忠孝代議士の衝撃は相当なものだと思います)  

 今回の参議院選挙の結果は、与党が、自民党37、公明党9、無所属(与党系)1の47議席、対する野党は、民主党60、共産党3、社民党2、国民新党2、新党日本1、無所属(野党系)5の73議席という、宇野内閣の時の最低議席である36を上回ったのがせめてもの救いという「大惨敗」に終わり、参議院の支配権を民主党に奪われるという極めて厳しい状況に追い込まれることとなりました。

 ここまで大惨敗に終わると、普通は総理辞任につながるはずですが、今回安倍総理は、開票が始まる以前に、早々と続投の意志を固め、開票結果が確定する以前に、これまた早々に続投を表明しました。参議院選挙は総理大臣を決める選挙ではないという点は理解できますが、以下に挙げる2点において安部総理に敗戦の責任がある以上、今回の続投表明が国民に受け容れられるには、相当厳しい「茨の道」を歩かなければならないでしょう。

 1つ目は、安倍総理自らが、「今回の選挙は、リーダーに相応しいのは私か、小沢党首かを決める選挙」だと言ってしまったことです。言ってしまった以上、今回の選挙結果が、「安倍政権にNO!!」という結果が示されたのに、続投するのかと言われても、反論はできないだけでなく、世論からは「言ったことを守らないリーダー」というレッテル貼られてしまうでしょう。

 2つ目は、自らの決断で公務員制度改革法案成立を優先させるために、参議院選挙の投票日を1週間延期させたことです。参議院選挙の日程に対して、何の介入もしなければ続投も仕方がないという党内世論も出てくるかもしれませんが、総理自らが戦場(選挙日程)を設定するという「介入」をした以上、事実上、反省を表明しただけでは、討ち死にした自民党の候補者とその選挙区の衆議院議員および地方組織は、心情的には全く納得できないと思います。

 これだけでも充分納得できませんが、もっと納得できないのは、なぜ結果が確定する前に続投を表明したのかでしょう。結果が完全に確定して、ワンテンポ置いてから表明したのであれば、「こういう状況で交代するのは余計に厳しいわな」という仕方ない雰囲気 (もしかしたら・・・)も醸しだせるかもしれませんが、いきなり続投では、言ったことを守らない総理というイメージしか与えませんからね。

 午後の会見での自民党幹部の面々の無力感とも脱力感ともいえない雰囲気が、今回の選挙が自民党に与えた傷の深さを物語っているような気がします。総理を変えても、変えなくても自民党の厳しさには変わりないですからね。

この記事の関連記事
 ・朝日新聞 『自民、展望なき続投 容易でない求心力の回復』
 ・読売新聞 『安倍首相、8月後半にも内閣改造へ』
 ・産経新聞 『首相続投、政局波乱含み 政界再編の可能性も』

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予想通りの結果ではありますが・・・(2007参議院選挙、自民、想像以上の惨敗) 
参議院議員選挙2007  [ 2007/07/29 23:50 ]

 事前の予想で、与党苦戦が伝えられていた今回の参議院選挙ですが、結果は想像をはるかに超える惨敗になりました。

  • 自民党    36
  • 公明党       7
  • 民主党    58
  • 共産党       2
  • 社民党       1 
  • 国民新党    1 
  • 新党日本    0 
  • 無所属       0 
    23時50分現在(NHK)

 この結果では、参議院をコントロールができないのはほぼ確実なので、戦線を維持できない壊走状態でしょう。安倍総理は続投の意向とのことらしいですが、続投しても「死に体」総理になることは確実なのですが、それでも、プリンスにとって 「総理の椅子」は、さぞ魅力的なのでしょう。プリンスの考えは一般人とは違うようです。

 安倍総理がダメだったのは、肝心の時に態度を明確にしなかったことでしょう。閣僚のダメダメぶりに足を引っ張られた面も否定できませんが、リーダーがリスクを背負わなければ、いくら最前線に出たところで、前線の士気は上がりませんからね。

 参議院の自民党の戦線を完全に崩壊させた安倍総理は、煮え切らない続投表明を繰り返しているようですが、煮え切らない態度が敗因だということを未だ気が付かないリーダーを選んでしまったことが、自民党の悲劇でしょうね。

 今回の選挙、終わってもカオスが続くことだけは確かなようです。

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最後の直線に入りました(参議院選挙2007) 
参議院議員選挙2007  [ 2007/07/23 23:54 ]

 7月12日に公示された参議院選挙も、とうとう最後の直線となる「ラスト1週間」に突入しました。南は台風、北は地震と選挙どころではない災害もありましたが、最後の1週間くらいは、政策オンリの選挙戦を期待したいものです。

 選挙戦が始まる前までは、「自民45議席をめぐる攻防戦」と思っていましたが、先週から今日に掲載された各紙の中間状況を読んでいると、「自民45議席」という数字は、今や民主党の「最終防衛ライン」で、実際の戦線は、 自民党42・3議席にまで後退し、安倍内閣継続の目がほぼなくなるとされる「40議席割れ」すら可能性に上がる事態となってしまったようです。

 40議席割れが現実のものとなる可能性は低いだろうとは思いますが、最近の世の中は、勝ち馬に乗りたがる風潮が地方にまで行き渡って、「アナウンス効果」が効きにくいことを考えると、2005年の総選挙みたいな「雪崩現象」の再来になるかもしれません。

 まだ選挙の最中にこんなことを言うのもなんですが、今回の選挙も、2005年の総選挙と同様に、「与党が主役」の選挙ではないかと感じてしまいます。2005年は「順風」を自ら生み出しての戦いで、今回は自ら生み出したのは「大逆風」でしかも連発という違いはありますが、舞台設定が与党側ということに変わりはありませんからね。

 状況は与党苦戦ということになりつつありますが、皆さんの1票の積み重ねで状況が変わるかもしれませんので、7月29日は棄権することなく投票に行きましょう。投票日に都合が悪い方も不在者投票がありますからね。

この記事の関連記事
 ・読売新聞 『与党過半数割れも、民主第1党の勢い…参院選・読売調査』
 ・朝日新聞 『自公、過半数割れも 1人区で自民不振 参院選情勢調査』
 ・毎日新聞 『選挙:参院選中盤情勢・毎日新聞総合調査 与党、 過半数厳しく
 ・産経新聞 『参院選情勢 与党、過半数割れ濃厚 本社・FNN合同世論調査』
 ・共同通信 『自公、過半数困難 参院選情勢の全国調査』

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Author:くりむ翔
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